私の中で何かがーパリンッと割れた音がした





そもそも私一人が置いてけぼりってことに焦りとか対抗心が生まれたわけで





悠夜がいないならこんな目に合わなかったのでは・・・






「もぉぉぉ〜!バカ悠夜!!」





怖い思いし損じゃなぁーい!






「ごめん紗羅。まさかそう解釈されると思ってなくて」








いや、でも・・・こうなると状況変わるなぁ〜






私は一日でも彼氏と付き合ってしまったけどキスはしてないっ!!





悠夜は彼女が出来たことないなら経験なし!!





でも、新はあると思う!てゆーかあるだろ変態新!!






と、ゆーことは?





「新仲間外れー!!」






「は?」





「ふっふーん♪何を隠そう悠夜も私も〝ノーキスノーライフ″だから!」






「紗羅。無理に英語使っちゃダメだよ!」





「えぇっ?!なんで?!」





「紗羅のそれだとキスなきゃ生きていけないだからね」






「ひゃあぁぁぁ///」






めっちゃ恥ずかしい間違いしちゃったぁぁ///






「ばか」






「と、兎に角!私と悠夜はキス未経験者なわけなのに、新は経験者だから仲間外れ!!」