「ハハッ予想以上に喜んでもらえて嬉しいよ!」
「幸せですっ!ありがとうございます!!
そういえば、なんで先輩がこんなに可愛いお店を知ってるんですか?」
「え?・・・そこ聞いちゃう?」
「あ、いえ。やっぱりなんでもないですっ」
もしかして、先輩の元カノさんの趣味だったとかそーゆー気まずい理由だったのかなっ・・・
「嘘ウソ!楓ちゃんの兄と俺友達じゃん?」
「はいっ・・・」
「アイツがいつだったか楓に誕生日プレゼント買いたいって言い出してこーいう店歩き探し回ったんだよね」
そう話してくれる久保先輩はホントに楽しそうに話していて、先輩にとって大切な想い出なんだってヒシヒシと伝わってくる
「でもこれ、楓ちゃんは知らないから内緒な?」
「はいっ♪」
誰かが幸せに笑みをこぼしてるとこっちまで嬉しくなっちゃうなぁっ♡
「先輩のお話聞いてたら私も昔のこと思い出しちゃいましたっ!」
「へー、俺も紗羅ちゃんの昔話に聞きたいなぁ」

