「てゆーか新、今日の女の子何人目・・・?」





「何人目だっけ?」





「私が質問してるのっ!!」





私に聞かないでよ!


分かるわけないんだから!!





「なぁ、何人目だっけ?」




と今度は悠夜に尋ねる新に丁寧に指折り数える悠夜





てか




てかてか





「悠夜に彼女は・・・?」





そうつぶやいた途端シーンとする室内





なッ何?!





「ゆうやさー・・・ん?」





やっと開く口の割りには軽い口調でポソッと一言





「・・・さぁ?」





「んなっ?!」




私の中に雷が落ちたようにピシャーンッという効果音が聞こえた





もしかして、私だけ?!





知らない間に私だけ恋愛経験無しの置いてけぼり?!




そんなぁっ・・・





「2人の気持ちはよ〜くわかった」





「え、俺ら別に気持ちとか何も言ってないけど」




私っ頑張る!




2人に負けてられない!






「私も彼氏作るっ!!」





「は?」
「え?」




バッと立ち上がって2人に指差し決めポーズをする私に目が点の2人