新のいない、新の部屋で、新の話をすることに妙なドキドキ感を覚える私だけれど







目の前座る柏木さんはほんのり頬を染めて止めることなく語る







「それで、付き合えるよう協力してくれないかなっ?」







「え・・・?なんで私??」







「透山さんと新くん仲良いじゃないっ?てか、幼馴染にお手伝いしてもらえたら心強いよぉっ!お願いっっ」







一生懸命お願いしてくる柏木さんはすっごく可愛くて・・・






こんな・・・







こんな可愛い子にお願いなんかされちゃったら・・・







それに、私・・・







「うん。いいよ」







「ホントに?!ありがとぉぉ♡」






・・・断る理由ない。







「代わりと言ってはなんだけど、透山さんも好きな人いるなら私協力するから♪」






「あー・・・・・・ぅん」







なんでだろ・・・







悠夜と付き合ってること・・・言えなかった・・・