「そんな事私に言ってたらダメだよ?悠夜の好きな人が聞いたら誤解しちゃう。それに・・・由羅も・・」






「由羅?」





は、!やばいっ・・・







デート尾行したボロがでてしまうっ







「え、えーと・・・悠夜の誕生日の日由羅とデートの約束するの見ちゃって・・・えへへっ」






これなら、まだ許容範囲であろうっ!








あれ・・・そういえば・・・






悠夜の好きな人・・・




〝近すぎて届かない人″





これって・・・幼馴染って事あり得るのかな・・・?






てことは・・・由羅と、両想いって・・・事も・・・









そう考えると・・・なんか、色々・・・モヤモヤ・・・









「告白は断ったよ」






「えっ?!なっ?!」







「〝何でわかったの″て?」






私の言いたいことですら即答出来てしまう悠夜に感心して激しく頷く







「何年紗羅と一緒にいると思ってるの?」







「そう、だよねっ」