ウザいくらいハイテンションな新の友達が新とじゃれあう。
男が男に、まとわりついてる・・・
暑苦しい・・・
「てか、本当に私がサブアンカーでいいの?」
10人ぐらいのバトンレースで足の遅い私がサブアンカー(最後から2番目☆)を走ることになって・・・
「私トロいのに・・・」
「大丈夫だよ透山さん!新から詳細は聞いてるよ!」
「〝詳細″?」
「中学の時にリレー出たら10人抜きされたって!」
「きゃぁぁあぁあぁ!!」
新ってば私の黒歴史をペラペラ喋るなんて信じられない!!?!
キッと睨む私に新はふっと鼻笑い
笑い事じゃないっつーの!
「とゆーことで、それも踏まえてちゃんと順番決めしたから!」
「紗羅ちゃんは走り切ってくれれば大丈夫!」
「そうそう!周りなんか気にしないで!!新くんにバトン渡してくれればオッケー☆」
そんなクラスメイトの優しい言葉にちょっと涙腺が刺激される
「うぅ・・・皆ありがとうっ」

