「ん〜・・・分からん。あ、そうだ!アキ兄に聞いてみればいいんじゃんっ!」






新には〝一人で考えろ!″なんて条件出されてないもんねー!






私ってば頭いぃ〜♪







早速携帯を手にアキ兄へ呼び出しコールすると、瞬時に応答するアキ兄






「はーいもしもーし!」








「アキ兄ゴールデンウイークぶり!!」








「おー!どしたー?新とデートすることにでもなったかー?」







「へっ?!」







「え、図星?」







アキ兄ってばいきなり何を言い出すのっ!!?





びっくりしちゃったよっ








「違うよ!ちょっとカクカクしかじかで遊園地に行くことになったの!」







軽く事情を説明して現状を伝える






「ふーん・・・それをある意味デートっていう気がするけど?」








「違う違う!!しかもね?新ってば、私が好みのコーデじゃないと一緒に行ってくれないの」








「あーなるほど。そこで俺の出番ね!」