好きな人との…



先生は席を立ってお金を支払うと

「よし行くか」


そう言って手を差し伸べた


私は手を繋いでいいのか戸惑っていた



「…ん。手。」



「…はい…////」



私は遠慮がちに手を握る


先生はしっかりと握り直して


「いい子だ。…行くぞ」


嬉しさと恥ずかしさでうつむく



(…手…大きい…)



私の手がスッポリ収まる大きな温かい先生の手。

愛おしい気持ちで包まれた。

先生は家に着くまで手を引っ張って歩いてくれた。