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それから部活にしばらく明け暮れ、いよいよクリスマスも迫った前日。
俺はそれまで朱加に会いたくて、
無性にイライラしていた。
クリスマスが早く来ないかと待ちわびている自分がいた。
…早く朱加に会いたい。
今日は栞菜と一緒に、
朱加のクリスマスプレゼントを選んでもらう日。
栞菜は朱加の近くにいつもいるから、真剣に考えてくれる。
「これとか、どう?」
「朱加に似合うだろうな」
「私ももらったら嬉しいと思うな」
「じゃあ、それがいい」
栞菜と選んで、それに決めた。
朱加の喜ぶ顔を浮かべると、早く渡したいと思う。
