青春ストライク!!


とにかく、保科くんのことは忘れようと思った。

放課後、同じクラスの唯ちゃんと話していると恋話になっていった。

「すみれちゃんって好きな人いるの〜?」

はぁ…。とうとう自分の恋を話さなければ…。

『う…うん。まぁ』

「えー!!誰?誰?」

静かな教室に唯ちゃんのはしゃいだ声だけが響く。

『隣のクラスの…菅沼駿也』

口から出てきた名前は保科くんじゃなくて、春期講習のとき保科くんと話していた友達の方だった。