蒲原さんは36番の一番前の席になった。 隣は女子。何となく安心した。 「よろしくねー!飴あげよっか?」 遠い席の蒲原さんを見ていると、隣になった押谷さんが話しかけてきた。 いきなり飴!? 思った通り明るくて賑やかな人だ。 『あ、今はいいよ…』 女子と話すのが得意じゃない俺は、慌てて断った。