「うち26だった!」 26という数字を発したのは… 蒲原さんではなかった。 小麦色に焼けた明るそうな女子、押谷美咲。 蒲原さんとは正反対だが同じグループだ。 「押谷もちょー近いな。この席最高!」 俺にとっては単なる虚しい席替えにすぎなかった。