6対15 あたしのクラスは負けていた。 確かに先輩のクラスはハンパなく上手い。 それでも必死にボールに喰らいつく同級生を観ていると、応援にも力が入った。 そして、いつの間にかあたしの目は彼しか追いかけていなかった。 「ナイッシュー!!!!!!」 スリーポイントシュートを決め、クラスの仲間の歓声に応えるようにガッツポーズをした田中を、ずっと目に焼き付けていた。