「アドレス聞いてもいい?」
教室に着くなり携帯を出してきた。
『うん』
私も携帯を出した。
「じゃあ、俺受信するから送って?」
私は言われた通りに自分のアドレスを送った。
「サンキュー。後で俺のアドレス送るから。」
そういうと拓は鞄を持った。
『帰るの?』
「うん、この後部活だから。」
私迷惑かけてんじゃん。
『部活があるのに手伝わせてごめんね』
私が謝ると
「ちょっと時間があったんだよ。蒲原さんと話せて楽しかったし」
と言って教室を出た。
『拓、私のこと麻衣でいいよ。』
私だけ拓って呼ぶのなんか変だし。
「分かった。じゃあな、麻衣。」
振り向いてそう言うと、部活に行った。
