「あ、田中!」 顔をあげると、目の前に金井がいた。隣のクラスの友達と一緒に。 『金井も図書館で勉強?』 金井は頷くと、 「このテーブルいい?」 と聞いてきた。 「どうぞどうぞ!」 俺より先に鈴木が手を出しながら言った。 『なんでお前が先に言うんだよ。』 そう言いながら鈴木をつっついた。 金井は、ありがとうと言って友達と空いてる椅子に座った。