「はい。」 俺の前でも他の人と同等の態度でミサンガをくれた。 もしかして、もう怒ってない? 自転車小屋に向かうとき、 『押谷』 と呼んでみた。 機嫌のいいときに謝っておかなければ…! 押谷は無言で振り向いた。 『あのさ、この前…ってかだいぶ前だけど、ひどいこと言ってごめんな。』 あぁ、幼稚園児みたい…。 カッコ悪いな、俺。 「なあに、真面目に謝っちゃって。いつものことじゃん。」 押谷は笑っていた。 やっぱり機嫌よすぎ。気持ち悪い。