打ち上げは学校の近くの焼肉屋だった。 「かんぱーい!!」 団長の掛け声で一斉にコップを突き出した。 こういうところだと、肉を焼く人と食べる人が別れる。 俺はもちろん食べる人! 千尋先輩は誰よりも率先して焼いていた。 『俺代わるんで、肉食べてください。』 千尋先輩はびっくりしてこっちを向いた。 『いっぱい食べたから、次は先輩の番ですよ。』 何度も助けてくれた先輩だし、これが俺の最後のできることだと思った。