三年生の先輩はみんな、格好がすごい。 奇抜な髪色や化粧、何もかもが派手だった。 リレーは午前の最後。 それまではちゃんと楽しもうと思った。 『誰あれ〜?』 徒競争で物凄く速い人がいた。 「坂田くんじゃない?」 すみれが目を凝らしながら言った。 坂田くんはいつもは控え目で仲間で小さくワイワイしているタイプだった。 『坂田くん!?意外と足速い!』 体育祭はみんなの意外な一面を見れるから楽しい。