「ほら!帰ろうっ。 明日は早いし、早く寝てパワー溜めよう」 沈黙を破るように千尋先輩が立ち上がった。 「先帰るよー」 自転車の方に歩き始めた。 『先輩!』 千尋先輩の背中を見ながら俺は呼び止めた。 上品に振り向きながら、何?とつぶやいた先輩をじっと見つめた。 『好きです!俺、彼女とちゃんと別れました!付き合ってください。』 伝えた。 千尋先輩は、びっくりしたまま突っ立っていた。