今日は前日とだけあって、練習時間が長い。三年生の先輩は結構ピリピリしていた。 「大ちゃんフリ遅いっ!」 いつもは怒らない団長も今日はすごく怖かった。 「団長ー、いつも大ちゃんいい子なんだから、そんな言い方しなくてもいいんじゃない?」 千尋先輩がかばってくれた。他の先輩と違って、いつも通り落ち着いている。 『いや、先輩。俺の気が緩んでただけなんで。団長すみませんでした。』 俺は丁寧に謝った。 先輩に迷惑をかけるなんて、カッコ悪すぎる。