「百合子、元気ないね。どうしたん?」 昼休み、お弁当を食べている時に佳奈に聞かれた。 『悩んでいることがあって…』 「大丈夫?よかったら相談にのるよ?」 美由が持ち前の優しさで言ってくれた。 『あのさ…』 あたしが一言開くと、二人は真剣な目になった。 『本人が知らないことをあたしが知ってしまった場合、どうすればいいと思う?』 は? という顔に二人はなった。 本当のことは言えない。例えるしかなかった。