「……今はちがうよ。

俺はミルのこと知りたいし。俺も……ミルにちゃんと俺のこと知ってほしい」




真っ直ぐな目で私を見る


綾都。


ねぇ、綾都


「教えて、綾都

私もずっと聞きたいことたくさんある。」




綾都は私を見つめて


「じゃあ、続きは部屋で……ね?」







なんだかいやらしいが


それが綾都なんだと



私は彼をたくさん知っていこうと



心に決めたんだ