振り向くと、事情がわかったように桐斗と奈々葉がこちらを見ていた。 「ほら」 朝と同じように手を差し出される。 あたしはいつものようにその手に自分の手を重ねた。 学校をでて、家とは逆の方向に歩き出す。 「寄ってくか?」 龍雅が顎で指したのは花屋さん。 「ん…」 花屋さんで花をかって、あたしたちはある場所に向かう。 ついたのは…。 お墓。 あたしがいきたいお墓はすこし奥にある。