キーンコーンカーンコーン 今日何度目のチャイムの音をここで聞いただろう。 これは、お昼を知らせるチャイム。 「んっ…」 あたしは背伸びをして、空を見上げた。 雨は降りそうではないけど、薄い灰色の雲がどこまでも続いている。 「昼飯どーする?」 桐斗が聞く。 「あたしいくとこあるから」 そういうと、あたしはドアに向かって歩く。 「待てよ…俺もいく」 龍雅があたしの後についてくる。