「ああ、それとも…」 うつむいていたあたし。 顔をあげるとこわばった顔の男女。 「楽しいの?」 にっこりと笑って、言う。 だけどその笑顔もつかの間。 「ふざけんじゃねーよ」 一瞬にして表情は無くなる。 「あたしお前らのそーゆーとこ嫌いなの。五、六人で固まって、一人になったらなんも出来ない?」 ふっと笑う。 「弱い人間だねぇ」 あーあ、泣いちゃった。 こころの中でのんきにそんなことを思う。 可愛い子ぶってそうな女が泣きながらあたしを見ていた。