「ねぇ…てさ…じゃ…い…?」
よく聞き取れなかったけど、良いことを言っているようではなかった。
「あー、わかる」
「なんかちょっと雰囲気がね」
声が大きくなって、聞き取れる。
「てかあいつぜってーしゃしゃってんだろ」
やっぱり、このグループは嫌いだ。
人を見下すことに、慣れすぎている。
バンッ
そして、あたしの怒りも頂点に達した。
おもいっきり蹴ったドアが大きな音を立てる。
「あんたらってさぁ、人間見下すことしかできないわけ?」
ゆっくりと、はっきりと、冷たくいい放つ。
「それとも、自分らの立場が高いとでも思ってんの」
