星空とあたし


龍雅は優雅の弟。

中野龍雅(ナカノリュウガ)。

中1で、あたしの幼なじみ。

ちなみにたばこを待ってきたのもこいつだ。

「今日はえーし…つか…お前寝てないだろ」
「は?何でわかるわけ?」

龍雅は怖いぐらいにあたしのことをわかってる。

「少し顔色わりーぞ」
「まぁ、大丈夫なんじゃない?死にはしないよ」

龍雅はいつも眉間にシワをよしているのに、いつも以上にシワをよせてため息をついた。

「まぁいいけど…とりあえず、着替える」

そういって、龍雅が立ち上がったベットに入れ替わってあたしが身を投げ込む。