星空とあたし


シャーッ

お湯が流れる。

そのお湯を頭から被る。

「…つ…ッ…」

体が冷えているからか、熱いお湯が余計熱く感じる。

それから十数分でシャワーを浴び終わる。

そのまま制服を着て髪の毛を乾かす。

自分の部屋に戻る。

「6時過ぎ、か…」

コテをコンセントに差してあたためる。

胸下まで伸ばした髪の毛。

毛先だけ少し巻いて、あこまで伸ばした前髪を流すように巻いた。

わからないぐらいの薄いメイクをし終わった頃。