小生意気な悪魔




「舞加??何してんの??」


聞きなれた声が後ろから聞こえた



振り向くとそこにいたのは武だった


私のことは眼中にもないって??

かなりイラッとした


「たまたま真由美さんと会ったから一緒に帰ってた。」



「知らない人にはついていくなって学校で習わなかったか??」



「武〜!!!(怒)」



「ははは…」



「はははじゃないし!!!」



いつもの武だ…


「じゃぁ私はこっちだから。」


別れ道がきたから帰ろうとすると武に止められた


「うち来る??」



「い…」


一瞬幸喜君の顔が頭をよぎった