「好きなんだ…真由美…

お願いだから俺を好きになって…」


今度はものすごく弱々しい声でそう言う

私はなんとなく怖くて幸喜君の顔が見れなかった


「な…馴れ馴れしく呼び捨てしないでよね!!

小学生のくせに!!」


幸喜君の顔がだんだん強ばってくる


しまった;;;



幸喜君が怖い顔で私に近づく


ビクッ;;;

「そんなにビビらなくてもとって食ったりしねーから。」


そう言って私の頭を優しくワシャワシャとした


顔を上げると幸喜君はものすごく切ない顔をしていた


その瞬間ものすごい罪悪感が私を襲った