二人は一人


"おい。無視をするでない。"

あっ、まただ。
「やっぱり聞こえる。」
「誰?誰かいるの?」
考えこんでいると、
「あっ……!!!」
ードサっ
「え…。来人!」
来人が頭をかかえて倒れている。
「来人!!!!!!!!」

「うっ……………!!」
「凛佳ーーー!!!!」
凛佳が来人と同じように倒れた。
キーーーーーーーーーン。
「……っ!!!!!!!」
頭に衝撃がはしった。
すごく頭が痛い。
私も倒れてしまった。
「あっ!!!!」
誰か、た…す…けて…。

"私の妖術がここまでとは…"
誰…、この声。