二人は一人


キーンコーンカーンコーン
「一日の半分終わったー!」
「だねー。」
「よし、屋上に行こ!」
「だね!」
凛佳、さっきからあなた、
"だね"しか言ってないよ…
そこは、おいておこう。

屋上に行くと…
「あ!来人!」
「おっ!来た来た。」
ニカッと笑顔でこっちを向いて
手を振っている。
「来人、あんたいつも思うんだけど、
犬みたいだね。」
「何言ってんの、凛佳。」
「それは、わかる。」
「え!ちょっと!成乃まで!」
「あははははははは!!」
凜佳と笑っていたら、
来人は顔を真っ赤にして頬をふくらませている。
可愛いな…!
「ま、いいから昼にしよ!」

"うん!"

みんなでうなずいた。