*日向side*

「たいようたいようたいよーう!聞いてっ私、告白されたっっ!」


学校から帰宅してまず、リビングへ向かう。


そしてバンッと勢いよく扉を開けるとソファーに寝転がっていた太陽と目があった。


「あぁ、お帰り日向」


太陽はそれだけ言うとすぐに持っていたゲームに視線を戻してしまう。


「ただいまーっ!………ってそうじゃなくてそうじゃなくてそうじゃなくてっっ」


バッと太陽の手元のゲームを取り上げると、ギロッと私を睨む太陽。


うっ………


で、でもお姉ちゃんそんなことで怯まないんだからねッ!?