私は確かに愛してしまった

「君は…」

「詩唄です。sweet nightの…」

sweet night は私の勤めている風俗店だ。
彼と出逢った場所でもある。




「あぁ。偶然だな、こんなところで」

「そうですね。あの大丈夫ですか?具合悪いみたいですけど…」
私の言葉に彼は苦笑した。



「弱いくせに飲みすぎたんだ。情けないよな…」



辛そうに眉を潜めて俯く彼。