「ゆり…??」 「え?あぁ…夢里は妻だ」 夢に里で、夢里。と、少し照れながらいう彼。 「奥様ですか」 「うん。夢里は君みたいに笑顔が素敵でさ。夢里がいてくれるだけで俺は頑張れる」 なんだ。 ノロケかよ。 「そうですか」 「あ、悪いな、こんな話」 「いいえ、素敵な奥様なんですね」