12歳の恋

私はバタバタと急いで


約束のところに行った。



「詩織~!ごめーん!遅れた!」

「大丈夫。ほら、丁度!」


本当に丁度バスが来た。

ギリギリだなぁ。


そのままバスに乗って、街に行った。


私はふと思ったことを質問した。


「詩織って…好きな人いるの?」

「……いるよ?」

「そうなんだ。」

正直言って、詩織は女子力が低い。


だから…いないと思ってた。