ウトウトして意識が遠のいてくるとふわりと鼻孔をくすぐる匂いがした。 そして、肩に重みがきた。 「……わりぃ。」 ハスキーな声が耳元で聞こえた。 「……え。」 美少年君が私の肩で寝息をたてて寝ていた。 普通なら有り得ない教室の出来事。