え......? なに...。 そう思ってハルカから目を離せずにいると、ハルカは突然私のおでこに手を当てた。 「.......」 「....お前、具合でも悪いの?」 「え....?」 驚いて固まったままでいると、ハルカは少し眉を寄せてそう言った。 いつもそうだ。 ハルカは......人のことをよく見てて、気配りできる....優しい奴で。 でもそれは.....私だけじゃなくてみんなに向けられる優しさだから。