でもなんで....泣いてたのかなんて、知らないけど。
そう思ったらなぜか.....胸がむしゃくしゃするような感覚に襲われて。
何なんだよ、そんなのどうでもいいじゃん、俺に関係ない。
........のに。
「天気、いいね」
何言ってんだよ。
俺どうかしてんじゃねーの?
「え.....うん......。すっごく...いい天気だね」
勝手に口に出た言葉に動揺しながら、達色を見てみると.....。
心臓が、大きく波打った気がした。
可愛いな......コイツ。
柔らかく微笑んでいた彼女を見た瞬間に、今までに感じたことのない何かが胸を締め付けた。
なんだろうこの感じ。
なんて言うんだろうこの感じ。

