「あ、おはようございます。....お兄ちゃん」

「.....えっ....!」

「あ、ご、ごめんなさい」

「いや、いいんだよ!驚いただけだから。お兄ちゃんって呼んでくれるなんて....すっごく嬉しい、ありがとう」


なつ兄は頬を少し赤く染めて....幸せそうに微笑んだ。


なんでそんなに.....嬉しそうに笑ってるの?


『お兄ちゃん』って呼ばれるのが嬉しい?

その子が可愛い?



そんなに.......


私はどうでもいい存在だったの?――――