なに、なんで。 なんでなんでなんで。 私そんなに嫌われてるの!? 私と目が合った瞬間、すぐに逸らされて….駿河くんはすぐにいつも通りの無愛想な顔になってしまった。 「嫌われるって……つらいな….」 一応隣の席なんだけどなー…..。 どう接したらいいんだろ…..。 午後の授業は、かなり気まずかった。 見つめてごめんなさい。すいませんでした。 ずっと心の中で唱えていたのに、彼はいつも以上に不機嫌な気がして、謝ろうかと思ったけれど話しかけるとか有り得ない状況だった。