「すももー。なんかさぁ、朝のハルカ先輩と一緒にいた子の事なんだけどねー、あの子ちょっと前に転校してきたらしいよ」

「へぇー…….」

「さり気なく可愛いところがうざい」

「乃々華、黒い」

「え、お前も思ったんじゃないの?」

「心の片隅でね、ホントにちょっとだけね」


乃々華さん、もうそろそろ腹黒全面に出してくるのやめようか。


昼休憩、私はいつものように購買のメロンパンを頬張りながら唯花と乃々華と世間話をしている。


すると唯花がフフッと小さく笑って面白そうに言った。