「えぇ…….何この量…」
おいおい、これを1人で持って行けっていうのですか先生。
誰だよもう1人の日直…….って、………す・る・が…….。
ジ・エンド。
「よし、ガンバロ」
自分に言い聞かせるようにそう言って、ノートとファイルの山を重ねて持ち上げる。
あ、案外イケるなこれ。
とは思ってみたものの、イケるわけがないでしょう。
「お前、何してんの」
「あ、ハルカ。見ての通り日直だから」
「ふーん、ドンマイ」
「うっざ。そのドンマイの言い方今世紀最高にうざい」
「失せろ」
「ところでユーはマイブラザーのくせにヘルプしてくれないのかね?」
「お前のその喋り方が今世紀最高にうざい」
「うざい。キミとってもうざいよ」

