あー....もう.....何やってんの私。
語彙力なさすぎでしょ......。
恥ずかしくて顔が赤くなっていくのを抑えるように言った。
「そ、その.....私が言いたかったのは...」
って....あれ？
駿河くん、嫌じゃない....って....言ったよね？
.......え....私、駿河くんに嫌われてなかったってこと？
「駿河くん、私のこと嫌いだと思ってたから.....だからなんで私に、こんなに優しくしてくれるのかなって思って....」
彼は少し驚いたような顔をして私のことをじっと見つめていた。
