みほ「……ごめんなさい
最初はそれだけでした。
亮太の遊んだのが羨ましくって
亮太に告白された時は、
いじめやめようと思いました。
でも、今まで、クラスに
きたときだって、いっつも
美紅ちゃんのこと見てたし、
一緒に帰った時も、美紅ちゃんと
話すときみたいな笑顔で
話したり、笑ったりしてくれなく
て。本当に亮太は私の事
好きなのかな、ってちょっと心配で
そしたら、次の日の朝
亮太と仲がいい男子が亮太は
美紅ちゃんのいじめを
やめさせるために私と
付き合ったって話してるのを
聞いて…それであんな酷いことまで
ごめんなさい、
本当にごめんなさい」