夜な夜な私の部屋を訪ねて来たのは、三つ子の一人、胡桃だった。
「…どうしたの?胡桃。何かあったの?」
「お姉ちゃん、もうすぐで行っちゃうんでしょ?」
胡桃はふふ、と笑った。
「…誰に聞いたの?」
私はまだ、妹達にここを出ることは言っていなかった。こそこそと荷物はまとめていたから、気付かれはしなかったけれど、まさか胡桃はもう知っていたなんて。
「ううん、わたしが勝手に気付いただけ。あと、紅音お姉ちゃんも知ってるよ。」
「そっか。紅音ちゃんもか…。」
あの子には悪いことをしてしまった、とため息をつく。ここに住む上で一番助けてもらったのは紅音ちゃんだ。
友達との遊びよりも家事を優先して普通の女の子らしいことをさせてあげられなかった。
まだ時間はある。
私は胡桃をつれて紅音ちゃんの部屋に向かった。
あの子に、話さなくては。
しっかりと。
もう時間はないのだから。
「…どうしたの?胡桃。何かあったの?」
「お姉ちゃん、もうすぐで行っちゃうんでしょ?」
胡桃はふふ、と笑った。
「…誰に聞いたの?」
私はまだ、妹達にここを出ることは言っていなかった。こそこそと荷物はまとめていたから、気付かれはしなかったけれど、まさか胡桃はもう知っていたなんて。
「ううん、わたしが勝手に気付いただけ。あと、紅音お姉ちゃんも知ってるよ。」
「そっか。紅音ちゃんもか…。」
あの子には悪いことをしてしまった、とため息をつく。ここに住む上で一番助けてもらったのは紅音ちゃんだ。
友達との遊びよりも家事を優先して普通の女の子らしいことをさせてあげられなかった。
まだ時間はある。
私は胡桃をつれて紅音ちゃんの部屋に向かった。
あの子に、話さなくては。
しっかりと。
もう時間はないのだから。

