ーーーーあの彼は
…いま頃どうなっているだろう





私が、家に着いて自分の部屋に入り
ベットの上に座ったとき
…第一に思ったことだ


彼を思いだしたきっかけは
ふとしたことだったのだ
だけれど、
こんな転機が起きるだなんて、ね



それから何分後かに

ブー…ブーブーブー…

バイブが鳴った



「どうなったのよ…本当。」
独り言を言いながらメールボックスを開く私。



だけれど、残念ながら
メールの送り主はクラスメイトからのものだった


あ、ごめんね。クラスメイトちゃん。
残念ながら、は撤回よ。失敬。


もういいや、お風呂入ってすぐご飯食べて寝よ。