白雪がいない。 約半年という長い間、夏樹は病院の個室の、真っ白な部屋の真っ白なベッドの上でただひたすら白雪を想っていた。 最初は、いつお見舞いに来てくれるんだろうとか、そんなことを考えていた。 …が。 1ヶ月が過ぎ、次第におかしいと思うようになった。 そして、突き付けられた現実。 ねぇ、俺達まだ小6だよ? なぁ、そんなのって残酷すぎないか? 声も上げずに、静かに一人涙した。 3ヶ月がたった頃、春香が病室に姿を見せた。