どういう意味だろう。 確かに春香と優里の仲は決して特別良いわけではなかった。 だけど、私にとっては二人とも大切な存在。 その時の私は、春香の言葉の真相を探るわけでもなく、深い意味はないと、勝手に理解してしまっていたのだ。 そして、春香と靴箱の前で手を振って別れ、それぞれの教室に向かう。 目の前にある階段を一段抜かしで一気に駆け上がった。 すごく新鮮な気持ちだった。