夕日に照らされた夏樹の横顔はとっても綺麗だった。 …春香達、心配してるかな? だけど、今はそんなことを考えている余裕はない。 嬉しくて楽しくて、胸がいっぱいだった。 気が付くと辺りは真っ暗になっていて、夜空にはきらきらと黄色や青白い光が煌めいていた。 何時だろう。 分からない。何もわからない。 ただただ、夏樹の本心と話せている自分がすごく幸せだと感じていた。 夏樹は白雪の中でより一層『トクベツ』欄の幅を今この瞬間ですら、どんどん広げていた。